東京大学 2019年度 A-セメスター 火曜日2限目
   教員名:Hermann Gottschewski
   連絡先:gottschewskiアットfusehime.c.u-tokyo.ac.jp
   科目名:比較文化論IV
   テーマ:第一高等学校の寮歌(音楽を中心に)

授業の概観

寮歌集
寮歌集 初版(明治37年)
校友会雑誌(学内のネットワークからアクセス)
takechanの寮歌のサイト
玉杯会の東大生向けのサイト
森下達朗著『一高寮歌解説書の落穂拾い』増補新版【誤植訂正後)(著者の好意によりこのホームページにアップしています。著作権は著者にあります。)

各週の講義の内容と資料(必要に応じてアップする)


09月24日

  • ガイダンス・問題提起。第11回紀念祭寮歌「春爛漫」を歌う   授業資料(ユーザ名、パスワードは授業で案内する)

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「春爛漫の花の色」の歴史的録音
         塩原秩峰(演歌師)による歴史的録音
         練習版(takechan)
         この歌を長調で歌う一高同窓生
         「春爛漫」の原曲について(ゴチェフスキの記事)
         「春爛漫」の原曲関連リンク
         

    10月01日

  • 第47回紀念祭寮歌「新墾の」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         練習版(takechan)
         

    10月08日

  • 第27回紀念祭寮歌「若紫に」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「若紫に」の歴史的録音(現行のメロディーと若干違う)
         練習版(takechan)
         

    10月15日

  • 第17回紀念祭寮歌「仇浪騒ぐ」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「仇浪騒ぐ」の歴史的録音(現行のメロディーと大いに異なる)
         新制東大生、年代不詳
         練習版(takechan)
         註1 この歌では3番を歌わない習慣がかなり昔からあり、5番を歌わない場合もある。
         註2 歴史的録音でも練習版でも4番の「人生意気に」のところでは歌詞の配分は
            「イキニー」になっているが、現在は「イーキニ」の方が一般的である。
         

    10月29日

  • 第22回紀念祭寄贈歌「筑紫の富士」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「筑紫の富士」の歴史的録音
         歌謡曲風の伴奏付き、1970年代(加藤登紀子)
         練習版(takechan)
         

    11月5日

  • 第27回紀念祭寮歌「櫻眞白く」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「櫻眞白く」の歴史的録音
         練習版(takechan)
         

    11月12日

  • 第16回紀念祭寮歌「太平洋の」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         「太平洋の」の歴史的録音
         練習版(takechan)
         註1 1番のみを歌う。1番ではメロディーが三回繰り返される。
         註2 練習番は昭和10年〜昭和50年の楽譜による。(第寮歌集の「旧譜」を参照。違いは7小節目と23小節目の最後の音。
            旧譜ではe、平成16年版ではc。また現在詠歸會では多くの方がcでもなくeでもなく、dを歌っている。)
         参考1:明治期の三拍子の寮歌・寄贈歌・音楽隊作歌には「太平洋」以外は以下の二曲のみ:
            「武香が岡に」(第十五回音楽隊)、花の香むせぶ(第十六回京大寄贈、ただしこの歌は一部のみ通常の三拍子)
         参考2:今日の授業で使った比較表
         

    11月19日

  • 第30回紀念祭寮歌「春甦へる」を歌う

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         歌詞・曲の解説(takechan)
         練習版(takechan)
         註1 1番、2番、3番、4番を歌う。
         註2 練習番は平成16年版の楽譜の通りだが、現在詠歸會では4, 8, 12と16小節目にそれぞれ最後の音にフェルマータが付く。
            (つまり二分音符ではなく、付点二分音符として歌われ、それらの小説は4拍子になる。)
         作曲者矢野一郎(wikipediaの記事)
         作曲者矢野一郎について(16頁参照)
         参考:大正に入って第30回紀念祭まで、三拍子の寮歌・寄贈歌・音楽隊作歌には「春甦へる」以外は以下の歌がある:
            「廣野をわたる」(第二十五回東寮、ただし終了部は四拍子)、「若紫に」(第二十七回南寮)、「日は眠る」(第二十七回南寮)、
            「まどろみ深き」(第二十九回寮歌)、「時の流れも」(第二十九回東大寄贈)、「のどかに春の」(三十年祭紀念歌)
         

    11月26日

  • 第43回紀念祭寮歌「風荒ぶ」を歌う

  •      関連リンク
         「風荒ぶ」の楽譜の初出だと思われる一高同窓会会報_第21号によるヴァージョン(昭和8年1月、資料提供:森下達朗氏)
         昭和8年(上)と昭和9年(下)の寮歌集によるヴァージョン(資料提供:森下達朗氏)
         森下達朗氏による解説(2015年3月詠歸會例会の発表資料。)
         註 『一高寮歌解説書の落穂拾い』に未収録。著者の好意によりここで公開。
         歌詞・曲の解説(takechan)
         練習版(takechan)
         註 練習番では平成16年版の6小節目のフェルマータが守られていないが、現行の歌い方では守られる。現在詠歸會の歌い方では
           さらに41小節目(1番「よをこめて」の「を」、2番「いばらふみ」の「ら」)にフェルマータが付く。さらに「結」にお
           いては13小節目(「はなさかせ」の「な」)にもフェルマータが付く。(序には同じ箇所でフェルマータが付かない。)

    12月3日

  • 第12回紀念祭寮歌「嗚呼玉杯に」を歌う

  •      関連リンク
         1933?年の一高生が歌う「嗚呼玉杯に」
         「寮歌祭バージョン」(旧制第一高等学校同窓生、戦後)
         2010年日本寮歌祭
         歌謡曲風の伴奏付き、1970年代(加藤登紀子)
         歌詞・曲の解説(takechan)
         練習版(takechan)

    12月10日

  • 第26回紀念祭寄贈歌「わがたましひの」を歌う

  •      関連リンク
         歌詞・曲の解説(takechan)
         練習版(takechan)

    12月17日

  • 「全寮寮歌」(明治34年作)を歌う

  •      関連リンク
         歌詞・曲の解説(takechan)
         この歌の初期の楽譜とその改作について(森下達朗氏、2019年11月詠歸會例会の発表資料)
         初期の楽譜(校友会雑誌、明治34年3月、数字譜)
         同上の五線譜(ゴチェフスキ訳譜)
         ミスプリントと思われるものを訂正した数字譜(ゴチェフスキ訂正。重要な訂正は赤。)
         同上の五線譜(ゴチェフスキ訳譜)
         『全寮寮歌』の改訂版の変遷(ゴチェフスキ作成)
         「全寮寮歌」の歴史的録音
         練習版(takechan)

    1月7日

  • 第11回紀念祭寮歌「アムール川の」を歌う

  •      関連リンク
         歌詞・曲の解説(takechan)
         以下四種類の研究資料を著者の快諾を得てアップさせていただきます。
         『アムール川』の作曲者問題の経緯(森下達朗、平成22年2月)
         『アムール川』の作曲者論争の検証(I)(森下達朗、平成30年3月)
         『アムール川』の作曲者論争の検証(II)(森下達朗、平成30年5月)
         『アムール川』の作曲者論争の検証(III)(森下達朗、平成30年7月)
         『アムール川の』の原曲だと考えられる「小楠公」(永井建子作曲)を含む『鼓笛喇叭軍歌実用新譜』(明治32年)
         『アムール川の』のもう一つの原曲だと考えられる「兒島高德」(中村林松作曲)を含む『日東軍歌 第2集』(明治33年)
         『アムール川の』の原曲との関係と寮歌集における変遷(ゴチェフスキ作成)
         『アムール川の』の歴史的録音
         流行した『アムール川の』(他にもネットにたくさん録音がある)
         練習版(takechan)
         関連の軍歌等
         歩兵の本領『作業用』
         メーデー歌

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