2017年度夏学期 芸術作品分析法IV (講義題目:器楽曲の形式)
水曜3限
注意!10月25日の授業は30〜40分遅れて始まります!
授業の概要
言葉などに特定される「内容」を持たない器楽曲においてわれわれはなぜ統一感、緊張感、安定感などを感じるのでしょうか。なぜ終了に説得力があったりなかったりするのでしょうか。この問題は音楽分析の根本的な課題の一つです。この授業では音楽形式を形成するもっとも重要な要素について具体的な例を分析しながら考えたいと思います。
授業の進み具合によって変更されるかもしれませんが、大体以下のテーマに従って進みたいと思います。
1 問題提起
2 フレーズと区切り
3 繰り返し
4 変奏
5 比率と対称性
6 発展・展開
7 形式における動機と主題の役割
8 曲の統一をもたらす調性
9 調性の階層構造
10 安定性と緊張感
11 テンポとその変化
12 導入部・前奏
13 終結部・後奏
14 複数の楽曲から構成される音楽形式
15 まとめ
講義資料
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