教員名:Hermann Gottschewski
連絡先:gottschewskiアットfusehime.c.u-tokyo.ac.jp
科目名:音楽の演奏論
聴覚資料
- L.v. ベートーフェン、ピアノソナタ8番、第二楽章、冒頭部 (楽譜(初版譜より、小節番号等を追加)このピアノソナタのさまざまなエディッション
Vladimir Ashkenazy の演奏(1972 live, Video) 同一の録音、別のリンク
Radu Lupu の演奏(youtube)(1973?) 同一の録音、naxos
Glenn Gould の演奏 同一の録音、naxos
Artur Rubinstein の演奏
Svjatoslav Richter の演奏(1958 live) 同一の録音、naxos
Artur Schnabel の演奏(1934)
Daniel Barenboim の演奏(2006 live, Video)
Ronald Brautigam の演奏 (古楽器)(2003?) 同一の録音、naxos
- テンポ変化の分析:ショパンのノクターン作品15,2を事例に、グラフを使って(小生の博論より引用。授業では方法の紹介のみ)
Camille Saint-Saënsの演奏の時間構造(1905年録音) 聴覚資料
Xaver Scharwenkaの演奏の時間構造(1905年録音) 聴覚資料
Raoul Pugnoの演奏の時間構造(1905年録音) 聴覚資料
Ferrucchio Busoniの演奏の時間構造(1905年録音) 聴覚資料
四つのグラフを並べて
- 拍と拍子に耳を向けよう!J.S. バッハの管弦楽組曲第3番第2楽章
古楽器による(Bach Collegium Japan)
ロマン派のオーケストラのための編曲(Leopold Stokowski)
ロマン派のサロンピースとして(Nathan Milstein, ヴァイオリン)
ロマン派のオルガンのための編曲(Jonathan Scott, Organ: University of Manchester)
- 拍子はあるが、拍をほとんど感じさせない音楽の例
F. リストの『3つの演奏会用練習曲』より第2曲 「軽やかさ」(演奏:F. Cortot))
- 拍はあるが、拍子感がない音楽の例
M. ムソルグスキーの『展覧会の絵』より「プロムナード」(M. ラヴェル編曲))
- 拍も拍子もない音楽の例
C.Ph.E. バッハの「自由な幻想曲」)
- F. リスト、ピアノソナタ ロ短調、終了部 (楽譜(初版譜より。Andante sostenuto以下の部分)
Alfred Brendel の演奏(1992 live, Video) 比較のため:緩徐楽章の冒頭部)
Svjatoslav Richter の演奏(1966) 比較のため:緩徐楽章の冒頭部)
Artur Rubinstein の演奏(1965) 比較のため:緩徐楽章の冒頭部)
Vladimir Horowitz の演奏(1932) 比較のため:緩徐楽章の冒頭部)
- 演奏者による装飾音の問題:モーツァルトのピアノ協奏曲第26番 KV 537(「戴冠式」)の第二楽章を事例に(問題提起)
授業資料 PDF (Microsoft Word)
・ 楽譜と文字文献
モーツァルトの自筆譜
(旧)モーツァルト全集による楽譜(1879年?)
新モーツァルト全集による楽譜(1960年出版)第二楽章は47頁に始まる
新モーツァルト全集の長大な序文はこの協奏曲の演奏史に多大な影響を与えたと考えられる。新モーツァルト全集オンラインから
序文と編集報告にもアクセスできる。Serie V, vol. 78のVorspann, p. XIX 以下と Kritischer Bericht を参照。(ドイツ語のみ)
Johann Nepomuk Hummel (1778–1837) によるアレンジメント(ピアノソロ、1836年以前)
Carl Reinecke (1824–1910) によるアレンジメント(一部装飾付き、1870年代?)
Carl Reinecke (1824–1910) 著『モーツァルトのピアノ協奏曲の復活について』(1990または1891, ドイツ語, KV 537 の第二楽章については37–44頁)
・ 録音資料(三文字の記号は録音比較表で使われているもの。比較表を開くにはユーザー名とパスワードが必要。授業で案内する。)
Hum: Johann Nepomuk Hummelのアレンジメントによる演奏。ピアノは白神典子(Fumiko Shiraga, 2006年録音)。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
Rei: Carl Reineckeの演奏(Welte-Mignonピアノロール、1905年録音)。youtubeを参照。
Lan: Wanda Landowskaの演奏(1937年録音)。詳細はyoutubeを参照。
Bac: Wilhelm Backhausの演奏(1941年録音)。詳細はyoutubeを参照。
Cas: Robert Casadesusの演奏(1963年録音)。詳細はyoutubeを参照。
GuS: Friedrich Gulda, スタジオ録音、1955年。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
GuL: Friedrich Gulda, ライブ録音、1986年。詳細はyoutube(ビデオ)またはyoutube(オーディオのみ)を参照。
註 今度の比較対象にはなっていないが、1983のスタジオ録音もある。指揮はHarnoncourt。さらに1990年のライブ録音でこの2楽章をソロで弾いています。
Bre: Alfred Brendelの演奏, スタジオ録音、1983年。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
Bil: Malcolm Bilson (古楽器), スタジオ録音、1986年録音。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
Sch: András Schiff, 1994年録音。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
LeL: Robert Levin (古楽器), ライブ録音(ビデオ)、1997年録音。詳細はyoutubeを参照。
LeS: Robert Levin (古楽器), スタジオ録音、1997年録音。詳細はyoutubeまたはnaxosmusiclibraryを参照。
Bad: Paul Badura-Skoda, スタジオ録音、2001年録音。詳細はyoutubeを参照。
Sof: Viviana Sofronitzki (古楽器), 録音は 2004〜2006年?詳細はyoutubeを参照。
各ピアニストの各部分の装飾音の有無の表
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