2004年度 比較芸術論II

講義題目:伊沢修二編『音楽取調成績申報書』(明治17年出版)を読む


東京音楽学校(現在東京芸術大学音楽学部)の前身である音楽取調掛は西洋音楽の日本への導入でもっとも重要な役割を果たした。その思想背景、経過などを知るためにはこの申報書は基礎的な歴史資料である。それを一章毎に読み、また日本語、英語、ドイツ語の関係資料を調べ、西洋音楽受容の意義と問題点を議論していきたい。
関係資料はほとんど全て東京芸術大学付属図書館にあるので、レポートを書く場合には出かける必要があるかもしれない。
教科書及び参考文献:伊沢修二筆、山住正己校注『洋楽事始音楽取調成績申報書』平凡社


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