東京藝術大学 2019年度 月曜日2限目
   教員名:Hermann Gottschewski
   連絡先:gottschewskiアットfusehime.c.u-tokyo.ac.jp
   科目名:西洋音楽演奏史
   テーマ:西洋音楽の演奏解釈史I-録音以前(夏)、西洋音楽の演奏解釈史II−録音時代(冬)

夏学期の授業の主なテーマは以下のように考えている。(順序は必ずしも以下の番号に従わない。冬学期については時間が近くなった時点でアップする。)

1)18世紀から19世紀にかけて成立する「解釈者としての演奏者」のイメージ。(ピアノ・ヴァイオリン等の)教則本から読み取れるもの
2)指揮者の登場
3)18〜19世紀の(作曲家自身が書いた)楽譜における演奏記号の発展
4)19世紀の古典音楽の出版譜における(編集者が追加した)演奏記号等の種類と意義、またはその批判
5)ベートーヴェンの作品を中心とする19世紀の演奏論と解釈論
6)バッハの再発見とその(19世紀的な)演奏法の傾向
7)演奏文化における音楽雑誌の役割
8)演奏法に関わる19世紀の理論書
9)ソロ、伴奏、(弦楽四重奏等の)アンサンブル、交響楽団、合唱団などの特質を考慮した特定の演奏論
10)リヒャルト・ワーグナーの演奏論
11)演奏者の養成、音楽学校の発展
12)演奏法におけるジャンル(曲種)論と様式論
13)宗教音楽の演奏法の特徴
14)編曲文化と演奏文化の関係
15)録音以前の時代の演奏法について、録音時代初期の録音から読み取れるもの